渓流手帖

山熊田川

新潟県

中継川の源流にあたる川のひとつで、山熊田集落を流れる。集落名は日本郵便の郵便番号データでも環境省の重要里地里山の資料でも「やまくまた」と濁らない読みになっている。 山熊田は府屋から18キロほど山に入った、人口40人あまりの小さなマタギ集落である。4月になると伝統のクマ狩りが行われる。裏山の二次林に生えるシナノキの皮から糸を作る「しな布」の織りが継承されていて、環境省の重要里地里山(15-8 山熊田地区)にも選ばれている。2002年に泊まった釣り人の記録では、集落は22戸で、そのうち3戸が佐藤さん、残りは全部が大滝さんだった。店は無く、毎朝来る移動スーパーが唯一の店である。 釣りの評判は良くない。山熊田川は集落の中を流れていて、この川で釣れたという記憶は全く残っていない、釣りには全く向かない川だったという印象だけが残っている、と2005年5月に入った釣り人は書いている。2002年6月に入った別の釣り人も、数が少なく、出るのは新子ヤマメだけだったと書いている。ただし下流に入ったパーティはそれなりに釣っている。 2002年当時、この川はキャッチアンドリリース区間だったとその釣行記に書かれている。現在の遊漁規則にはC&Rの記載は無い。 現在は村上市山熊田地内の山熊田砂防堤より上流が通年禁漁である。中継川の源流でこの水系唯一の堰堤にあたるのがこの砂防堤で、そのあたりの流域はまだ稲田の中にある。 山熊田集落の周辺まではサクラマス、ヤマメ、イワナの自然産卵のポイントだと漁協の取材記事にある。 渓谷一帯は紅葉の名所でもあり、見ごろは10月下旬から11月上旬。 4月末から5月にかけてはゼンマイ採りの季節で、集落のあちこちでゴザの上にゼンマイが干される。ゼンマイは山村の貴重な現金収入なので、この時期は村人以外が山に入ることを好まれない。

管轄漁協:大川漁業協同組合

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釣行記3

釣り方:
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