
能生川
新潟県
糸魚川市の旧能生町を流れ、日本海に注ぐ延長20キロほどの二級河川。ほかの水系に属さず、単独の流域で海までつながっている。源は火打山の北面にあたる山域で、県道246号西飛山能生線が谷の奥までおおむね川沿いを走る。起点は西飛山地内の砂防堰堤で、地元では西飛山ダムと呼ばれている。 この川の性格をいちばんよく表しているのは、本流にダムも発電所も無いことである。西飛山ダムは常時水を貯めることを想定していない防災用の堰堤で、取水はされていない。過去に上越市への飲料水利用の計画が持ち上がったが、組合員と農家の反対で白紙になった経緯がある。絶滅危惧種のアユカケが多数生息していることが大学の調査で分かっている。 釣りの中心は下流から中流にかけてのあゆで、河口から10キロほど上流まで竿を出せる。渓流の対象になるのは須川橋・諏訪橋から上の柵口温泉あたりと、島道川・川詰川といった支流。組合の釣りマップでは、羽黒橋あたりまでがあゆ、その上流と支流にいわなとやまめのしるしが並ぶ。本流の橋は下流から能生大橋(国道8号)、桂橋(能生谷橋)、白山大橋、萬青橋、山王橋、長生橋、羽黒橋、須川橋、諏訪橋の順で、釣り場の目印に使われる。 秋から冬にかけては、さけ有効利用調査としてサーモンフィッシングが行われる。枠が決まっていて、つりチケで申し込む形になっている。 漁業権は内共第18号のひとつだけで、国道8号の能生大橋下流端から下流30メートルの線より上流の本流と全支流が能生内水面漁業協同組合の区域になる。漁業権の外にある支流は無い。 いわな・やまめ・かじかの遊漁期間は3月1日から9月30日まで。うぐいは1月1日から12月31日まで釣れる。あゆは公示された日から10月31日までで、10月1日から10月7日は全域が禁漁になる。全長制限はあゆ・うぐい・いわな・やまめが15センチ、かじかが5センチで、それ以下は採捕できない。漁具は竿釣のみ。遊漁規則の条文では規模に制限が無いが、組合が配っている釣りマップには1人1竿に限る、転がし釣は禁止と書かれている。 通年の禁止区域は無い。あゆだけは能生大橋下流端から下流30メートルの線から上流、能生谷橋(桂橋)までの間が9月21日から10月7日まで禁漁になる。 令和8年度の放流予定はいわな・やまめが各11,000尾(7月上旬)、かじかが4,100尾(7月下旬)、にじますが290キロ。にじますは漁業権の対象魚種に入っていないが、放流は毎年行われている。 遊漁料は日券2,000円、年券7,000円(いずれも税抜)。川で漁場監視員に納めると1,000円が加算される。小学生以下は無料、中学生・高校生と肢体不自由者は半額。組合事務所(糸魚川市大字能生801)のほか、高鳥商店、Yショップ能生わたせ店(ともに大沢)、セブンイレブン能生インター店(寺山)、陸川釣具店(能生)、対岳荘と山城屋(ともに柵口)、権現荘(麦平)、えびす釣具店(大野)、フィッシャーズ上越店、上州屋上越店、つりチケで買える。コンビニで買えるので朝でも用意しやすい。新潟県内共通遊漁承認証(年13,200円)も使える。 組合が本流のライブカメラを公開しているので、水況は出かける前に確認できる。
管轄漁協:能生内水面漁業協同組合
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