迫川
宮城県
栗駒山(1,626メートル)の南麓に源を発する一迫川、二迫川、三迫川の三本が栗原市で一つになり、登米市を東へ流れて旧北上川に合わさる。名前のとおり谷(はさま)を刻んで下ってくる川で、上流の三本はそれぞれ別の谷を持ち、性格もかなり違う。渓流の釣り場になるのは栗原市の山側、花山と栗駒の一帯で、下流の登米市域は平野をゆるやかに流れる用水路のような川になる。長沼や伊豆沼が近く、下流部はバス釣りやヘラブナの舞台として書かれることが多い。この水系を理解するうえで欠かせない出来事が二つある。ひとつは2008年6月14日の岩手・宮城内陸地震で、震源はまさにこの水系の源流部だった。二迫川の荒砥沢ダム上流で国内最大級の地すべりが起き、三迫川の駒の湯温泉は土石流で失われ、一迫川の湯ノ倉温泉も被災して宿が廃業した。林道と登山道が長期にわたって閉ざされ、渓流の記録がこの年でぱたりと途切れている川がいくつもある。もうひとつは2011年の原子力発電所の事故で、この水系のイワナから国の基準を超える放射性セシウムが検出された。一迫川の花山ダムより上流(支流を含む)と、三迫川の栗駒ダムより上流(支流を含む)は、2026年の時点でも出荷制限が続いている。二迫川の荒砥沢ダムより上流は2024年2月15日に解除された。制限は食用として出荷することへの指示だが、地元では持ち帰りを控えるよう呼びかけられてきた。そして2026年、下流側を受け持っていた迫川漁業協同組合が解散した。県の遊漁料一覧表と内水面漁業協同組合の一覧(2026年3月30日更新)から名前が消えており、毎年行われていたニジマスの放流と釣り大会も無くなったと地元の釣り人が書いている。迫川の本流、二迫川、三迫川、それに一迫川の中下流は、いま漁業権者のいない川になっている。遊漁料を納める先が無くなっても、県の漁業調整規則は漁業権の有無にかかわらず全河川に及ぶ。宮城県ではイワナとヤマメは10月1日から翌年2月末まで採捕が禁止され、全長15センチ以下のものは周年禁止になる。サケは周年禁止、アユは1月1日から6月30日まで禁止。この規則が、いまの迫川本流と二迫川、三迫川の唯一の決まりになる。上流の花山地区だけは花山漁業協同組合が残っており、一迫川の上流、花山湖、草木川、長崎川の上流には遊漁券が要る。なお、漁業権が対象河川として名前を挙げていた川のうち、熊川、夏川、鳥沢川、軽辺川、花山沢、金沢、岩ノ目沢、相達沢、腰抜沢、小桧沢、白桧沢、軽井沢、大清水沢、それに長崎川については、釣行の記録も渓相の記録も見つけられなかったため、このサイトでは川ごとのページを作っていない。名前だけのページを置いても釣り人の役に立たないという判断による。素材が出てきたら足す。
支流・沢3
釣行記19
動画4
迫川水系ヤマメリバーkouichi ffman
迫川支流釣行kouichi ffman
迫川水系釣行2-3kouichi ffman
迫川水系のヤマメkouichi ffman
支流の動画8
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