渓流手帖

新保川

新潟県

金北山を水源に、国仲大橋の上流で右岸から国府川に合流する支流で、長さは12,000メートル。1973年竣工の新保川ダムがあり、その上流にはさらに初盛ダムと堰堤が続く。 国府川水系のなかでは岩魚がいちばん残っている川で、1990年に初めて入って以来50回を超える釣行が記録されている。支流に二箇沢、張骨沢、袖ヶ沢、九輪坊沢、又次郎川内沢、姫ヶ沢があり、源流部は又次郎川内沢と呼ばれる。本流にはF1、5メートルの滝がある。 2019年3月の早春には、雪代で増水した流れから30センチを超える尺岩魚が出ている。ただしまだサビの残る痩せた個体で、26センチ、24センチと数は釣れたものの型は春らしいものだった。同じ金北山に源を持つ川でも、雪代の水量が多く水が冷たいのが新保川の特徴だという。周りはイバラだらけで、仕掛けをほどく時間のほうが長かったとも書かれている。 ただし年々数が減っている。2025年5月には兵庫から入って張骨沢の出合いまで竿を出しても数匹、同年9月には張骨沢のF1より上流で1匹も確認できなかった。 登山口までの市道は荒れたままで、初盛ダムの下には車が脱輪する轍がある。橋の手前に車を止めて兵庫まで歩くのが無難だとされている。 国府川漁業協同組合は2018年2月23日に解散を決議し、以後この水系に漁業協同組合は無く、第五種共同漁業権も設定されていない。新潟県の内水面漁場計画で佐渡島に置かれている漁業権は内共第22号の羽茂川ただ一つで、国府川水系はそこに入らない。したがって遊漁券は要らない。ただし管理する母体が無くなっても新潟県内水面漁業調整規則は県内のどの川にもかかるので、いわなとやまめは10月1日から2月末日までが禁漁、全長15センチ以下は通年で採捕できない。解禁が3月1日であることは漁協があった頃と変わらない。 放流をする組織が無いので、いま釣れる魚は自然に再生産されたものか、漁協時代に放流された魚の子孫ということになる。国府川水系の岩魚の稚魚は魚野川あたりから持ってきたものだと漁協関係者が話しており、島外の系統が混じっている可能性がある。漁協が解散してからは山女魚の姿が消え、残った岩魚も源流部で細々と生きている状態が続いている。数が少ないので、持ち帰る数は自分で決めるほかない。

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支流・沢5

釣行記24

釣り方:
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支流の釣行記10

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