渓流手帖

清津川

新潟県

苗場山と三国山にはさまれた新潟・群馬県境に源を発し、湯沢町の三国・浅貝から二居・三俣・貝掛を北へ流れ、柱状節理の峡谷である清津峡を抜けて十日町市で信濃川に合流する支流。関越自動車道の湯沢インターと国道17号、国道353号のどこからでも川に降りられる。 清津峡は黒部峡谷・大杉谷と並ぶ日本三大峡谷のひとつで、国の名勝天然記念物に指定されている。両岸に六角柱の柱状節理が屏風のように立ち、その足元をコバルトブルーの流れが下る。 釣り場としての性格は上流と下流ではっきり分かれる。国道117号の清津大橋から倉俣大橋・瀬戸口にかけての下流部は川幅が広く、水量も豊かだが渓流魚の魚影は薄めで、放流地点に当たるかどうかで結果が変わる。それでも信濃川で越冬した35センチ級のヤマメが遡上する実績があり、雪代の濁りが青白く変わって落ち着く4月中旬から5月末が本番になる。瀬戸口の堰より上は清津峡の様相になり、雪代増水のあとに40センチを超えるイワナが出た記録がある。 本流の釣りは上流の湯沢町の区間と、源流域の支流群が主役になる。貝掛温泉のあたりから上はテンカラやルアーが振りやすい渓相で、イワナとヤマメが混生する。さらに詰めると赤湯温泉の下流にゴルジュ帯が現れ、ここから上は沢登りの領域になる。 清津川の漁業権は内共第10号ひとつだが、湯沢町の側を魚沼漁業協同組合、清津峡から下流の十日町市・津南町の側を中魚沼漁業協同組合が受け持っている。境の位置は遊漁規則の条文には書かれておらず、魚沼漁協の河川放流案内図に引かれた境界線と、地元の釣り人が「清津峡のあたりで管轄が変わる」と書いているのが手がかりになる。遊漁料も券の売り方も2つの漁協で違うので、入る区間を決めてから買うこと。 漁業権は魚沼漁業協同組合の内共第10号。いわな・やまめ・にじますは3月1日午前7時から9月30日まで、15センチ以下は採捕禁止で竿は3本まで。遊漁料は日釣り2,500円(現場売りは4,500円)、年券10,000円。小中学生は無料、女性は半額。県内共通遊漁承認証(13,200円)でも釣りができる。 中魚沼漁協の側では、いわな・やまめ・にじますは年券6,000円・日釣り1,000円(税抜き、現場売りは1,000円加算)。通年の禁漁区は信濃川本流の2か所だけで、清津川筋には設けられていない。 魚沼漁協は清津川とカッサ川にイワナ29,000尾・ヤマメ3,000尾を放流していて、これは同漁協の管内で最も多いイワナの放流量になる。中魚沼漁協はアユの稚魚をドローンで運んで放流しており、夏は友釣りでにぎわう。 この川を語るときに避けられないのが分水の問題である。東京電力の湯沢発電所などが清津川から水を取って魚野川側へ流しているため、清津峡から下流は長く水の少ない状態が続いてきた。十日町市と南魚沼市、新潟県のあいだで協議が重ねられ、暫定の試験放流を経て三者協定が結ばれ、河川の維持流量が見直された経緯がある。下流部の水量を見るときはこの背景を頭に入れておくとよい。

管轄漁協:中魚沼漁業協同組合/魚沼漁業協同組合

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支流・沢14

釣行記251

釣り方:

動画20

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    釣楽一生 (井上聡)
  • 清津川・釜川右俣~ヤド沢
    山岳劇場
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支流の動画23

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