渓流手帖

鵜住居川

岩手県

釜石市の北西部、遠野市との境にある笛吹峠(ふえふきとうげ)のふもとに源を発し、橋野町から栗林町を通って東へ下り、鵜住居町で大槌湾に注ぐ二級水系の本流。流程はおよそ23キロメートルで、釜石市内では甲子川と並ぶ二大河川のひとつ。 上流部は流れる土地の名をとって橋野川とも呼ばれる。どこから名前が変わるのかは地元でもはっきりしていない。さらに上流では青ノ木川と赤柴川の二本に分かれ、この二本が合わさって鵜住居川になる。 中流域は大小の石がびっしりと詰まった川相で、瀬が続く。イワナとヤマメ、ウグイの魚影が濃く、夏は天然遡上の混じるアユで賑わう。河口が大槌湾に直接つながっているので、春には海から差してくるサクラマスも対象になる。成魚放流も行われているが、放流魚でも魚体が美しく水も澄んでいると書いた釣り人がいる。 春の下流域ではヒカリが釣れる。海へ下る前の銀色になったヤマメで、4月に日ノ神橋の上流や、海から数百メートル入っただけの岩盤底のトロ瀬でエサ釣りをした人が、ヤマメとヒカリを半々に釣っている。反応が出るのは岸寄りの決まった筋に限られたという。この時期の沿岸の川は日が高くなると決まって強い風が吹き、軽い仕掛けは吹き上げられて流せなくなる。風で竿を出せずに隣の川へ移った記録が何度もあるので、朝のうちに入るほうがよい。 2016年の台風で流域は壊滅的な被害を受けた。翌春に入った書き手は、大きな岩と淵が点在していた好ポイントがゴロタ石の転がる平川に変わり、魚影も見えなくなっていたと記している。その後、河川の復旧工事が終わって環境は落ち着きを取り戻した。 内陸側から入るなら、釜石市街を回るより遠野市から県道35号で笛吹峠を越えたほうが近い。峠を下りきったあたりの橋野には産直と休憩所のあるどんぐり広場があり、ここで沢桧川と横内川が向かい合って本流に合わさる。流域には世界文化遺産の橋野鉄鉱山があり、川沿いの道はそのまま遺跡へ通じている。 河口の根浜海岸は東日本大震災の津波で砂浜が失われ、のちに再生された。流域にはニジマスの姿も見られるようになっている。 支流は多く、橋野川、青ノ木川、赤柴川、沢桧川、大沢川、横内川、長内川、能舟木川、木谷川、初神沢、二又沢、弁天沢、外山川、小長木川、茅沢、清水沢、大平沢、猿沢、萱ヶ沢、雄岳沢、沢檜沢、桧山沢、久間沢などの名が知られている。このうちまとまった記録が見つからなかった川は、個別のページを作っていない。 読み方は資料によって割れている。国土交通省の観測所一覧と河川名辞典は「うのずまいがわ」とするが、鵜住居町の郵便のよみも三陸鉄道の駅名も「うのすまい」で、釣り人が書く記録も「うのすまいがわ」である。

管轄漁協:鵜住居川漁業協同組合

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支流・沢4

釣行記61

釣り方:
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    www2.famille.ne.jp
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